現実。
長く続いている夫婦の現実。
40半ばの前半よりの俺。
すでに人生の55%を嫁と共に過ごしている。
30歳で知り合ったとしたら、60半ばに到達する領域だ。
こんな数字遊びは本題ではない。
美形で通っている嫁の現実も知ることになる。
化粧、トイレ、寝相…
それ以外にも、親戚や兄弟の関係なんかも垣間見る。
見てくれがいい彼女は誰しもが憧れるだろう。
「美人は三日で飽きる」
という言葉もあるが、あながち間違いではない。
実際に、イケメンが美人を妻にしていることも多いとは思うが、うまくいっている夫婦がそうとは限らない。
現実を知って幻滅しない相手、
そういう視点も長い期間一緒にいるには大事なところだ。
美人は三日で飽きるは、
諸説あるだろうし、捉え方も人それぞれ。
見てくれだけでは長いこと付き合えない。というのが俺の答え。
美形の嫁だろうと誰だろうと、生理現象として臭いや下品な音やしぐさをすることだってある。
これは現実だ。
隠しきるタイプの人もいるだろうが、オープンを好む人もいるだろう。
うちの嫁は後者だ。
○○(嫁のこと)はう〇ちをしない。
そんなことを言っている男を嘲笑っていたことがある。
幻想にもほどがあると。
頭じゃわかっていても、そう思いたい妄想族はいるものだ。
見てくれが良かろうと悪かろうとするものはする。
そんな現実を受け入れられない時点でなしだそうだ。
このあたりの相手の人間性を判断するのには自分の容姿が役に立っているのだそうだ。
自分自身をバロメーターにするというのは俺にもわかる部分があるな。
それとは別の現実もある。
時間。
老いともいうべきか。
20代、30代、40代…
体も脳も変わっていく。衰えていく。
この辺の現実も受け入れる必要がある。
意外と難しいのが30代。
若くはないが歳でもない。
若いと言えば若い。子供を増やすこともできる。
それでも、現実はやってくる。
世の中的にも若者ではいられなくなる。
責任も重くなる。
家の中でも、家の外でも大きな変化の波に飲まれがちな時期だ。
一方で、一番充実するのも30代前後だと思う。
タイミングは家庭それぞれだとしても、子供はまだ小さいし夫婦ともに体力もある。
様々な体験をさせようと、色々なところへ行く機会も多くなる。
我が家の場合はそうだった。
ここでつまらない注書きを入れる。
一般的にどうかという視点から外れていることもあるだろうが、我が家のパターンで語っているものだ。
一般論をまとめる前段階のひとつのケースだと考えて欲しい。
40代に入ると、子供の手が離れだすが、子供の色々なことを知ってくる。
赤ん坊の時は、子供を横にセックスをしてもバレることも何もないだろうが、大きくなればそうはいかない。
手が離れたはいいものの、いつでもというわけにはいかなくなる。
中学、高校、大学とまだまだ子育てのビッグイベントは待ち構えている。
子供の将来を左右することもあるから小さかった頃とは違う環境にもなるだろう。
そうこうしているうちに50代。
子供が親元を離れだす。
夫婦時間の復活だ。
さて、あなたの人生はどうなるのか。
はたまた、どうだったのか。
そして、俺の人生はどうなるのか。
子育てをしてきた期間よりも長い時間が残っているかもしれない。
どうやって過ごしていくのか、楽しみでもあり、不安でもあり。