結婚前

騎乗位|若い頃

騎乗位。

これは結婚する前の話。

嫁は騎乗位が苦手だった。

セックスを始めてしまえば、放っておいても射精まで導いてくれる嫁だが、苦手なものはある。

積極的でエロい嫁、そして俺を仕込むことができる嫁ではあるが、騎乗位は苦手だ。

跨ってから自分で挿入するのも苦手。

やらせようとするものの、無理となって諦めてしまう。

そこを自分で入れてくれたらいいのになとずっと思っていた。

腰を振るのも苦手。

上下運動、前後運動ともぎこちなく気持ち良くもなかった。

嫁としても、チンコは入れてくれればいい、動いてくれればいいという感じを隠さないため盛り上がらない。

こうなると必然的に正常位が多くなる。

マンネリ化もするから、なかなか射精に至らない。

今の俺には羨ましい限りだが。


嫁にとって、セックスは大事な行為だが、アクロバティックな体位は必要なかった。

バリエーションもパターンも少なくても成立する。

飽きがちな俺(男)に合わせるタイプではあるが、努力タイプではない。

やってみて、無理となる。

俺としては、勝手に射精まで導いてくれる女の存在はありがたい。

理想は騎乗位で動いてくれたらいいなと思っていた時期もある。

俺は色々と努力と工夫をしている。

そういう自負があったからな。

ただ、そんな俺も嫁仕込みのセックスだ。

嫁の手の中で遊ばれているのだろうと思うと実に惨めな男ではないか。

技量が足りないのは30代、40代になっても変わらない。

それだけに嫁のことだけをいうわけにはいかないから、気分が乗った時に試してみるくらいの経験しか持っていなかった。


若い頃の嫁の騎乗位は膝をついて前後に擦る感じだった。

AVの見過ぎなのか、憧れるのはスパンキング。

チンコを包み込んだマンコが上下に動くあれだ。

嫁の場合、筋力不足かやる気が無いのか、数回で終わってしまう。

いわゆる「うんこ座り」とか下品な体勢になってくれたらと思うが、下品だけになかなか受け入れてくれなかったな。

嫁から入れられないから正常位から俺が抱えて反転する感じで騎乗位に持っていくことが多かったように思う。

すると嫁は俺に抱き付いてきて騎乗位にならない。

おれが腰を動かしてもあまり気持ち良くないのか、すぐに正常位に戻されてしまう。

ワンパターンではいけないと思い込んでいたから試してみていたが、結局こうして今も続いているわけだから、
別にワンパターンでも問題が無かったという一つの答えがある。

雑に整理すると、

「私に興味を持って、入れて、出してくれればいい」

「私以外の女で精子を出してほしくない」

そんなところだろう。

「他の女」には敏感な嫁だ。


それから時が流れ、セックスレスを経た後の嫁の騎乗位は少し変わっていた。

今回はここまで。

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