NTR妄想。
文字通り妄想だ。
俺にはNTR願望がある。
ただ、嫁には言い出せない。
まだそこまでの関係ではないからな。
25年近くの付き合いがありながら、そこまでの関係ではないというのも滑稽だろう。
NTRには説得が必要らしいが、元々言葉でのコミュニケーションは希薄寄りだからなかなか言い出せない。
反応が怖いというのも正直ある。
こういう時に役立つ悪友もいない。
俺がどういうシチュエーションを望んでいるかということから策を練ることにする。
まずはオーソドックスに、ネットで募集した単独男性。
これは、人選という意味では一番ハードルが低そうだ。
ただ、知らない男に抱かれるという嫁にとっては大きなハードルが立ちはだかることになるだろう。
嫁目線で考えると、自然に触れ合える道筋を立ててやった方が良い性格だ。
何しろスーパークールだからな。
次に思いつくのはマッサージからのエロ展開。
これはなかなかに良いと思う。
初めからエロマッサージを頼むのもいいし、普通のマッサージを数回挟むこともできるだろう。
嫁にとっても自然と受け入れるのかもしれない。
次にナンパ。
これは裏で俺がセッティングする必要があるが、男から嫁に声をかけさせる。
ガードの硬い嫁がどう応対するかというのが読めないのが難点だ。
ただ、俺の存在は見えないという点がポイントだ。
どちらに転ぶかはわからないが、俺の存在が無ければ意外に成功するのではないかという期待もある。
俺にとっての難点は、行為を見られない事。
撮影依頼をすることもできるだろうが、必要な機材の用意ができない。
何しろ、写真嫌いの嫁だ。
気付かれようものなら計画も破綻しかねない。
とまあ、すべて都合よく運ぶアイディアなんてないことが良くわかる。
ただ一つ期待できる要素がある。
不確定ではあるが、
「欲求不満」
これがポイントかもしれない。
嫁が満足できるセックスができているかというと、そうではない。
早漏の旦那、子供の存在、オナニスト…
嫁は性欲は強い。
早漏が不満だとはまだ言われてはいないが、入れたら射精してしまうなんてことも実際にあるほどだ。
少し持ったとしてもこれから…というところで果ててしまうことがほとんどだ。
広い家ではないからいつでもどこでもセックスができるということもない。
せっかくセックスができても早漏で終わる。
そもそもセックスをするチャンスがない。
そういう家だ。
最近、業を煮やした嫁が、子がいる環境でもバイブを使っていることが分かった。
どこで使っているのかはわからないが、確実に子どもがいる状況で使った痕跡がある。
1回や2回ではない。
ただ、この傾向は朗報だ。
もっとセックスがしたい。
そう思っていても不思議ではないだろう。
俺の早漏は気まぐれだ。
挿入から10分以上持つこともあれば、挿入直前に射精してしまうこともある。
いつ欲求不満が爆発してもおかしくない環境は整っている。
募集した男か、マッサージか、ナンパか。
何にしても期待と妄想は膨らむばかりだ。